「太古の光」萩原留衣

「クルマド」連作から:荒木経維

恐竜の乙女座生まれもいたのかなぁ
太古の光星に微睡む


お月さまがとってもきれいです。
月は地球の周りを回っているのですが、潮汐力のエネルギーの関係でだんだん地球から遠ざかっているそうです。 恐竜たちの時代の月は今よりも大きく見えていたんじゃないでしょうか。 大きな明るい満月に照らされる恐竜たち!大昔の星空も見てみたいものです。

小さい頃欲しかったものは天体望遠鏡でした。誕生日に父が買ってくれて、それで見た土星の輪は、自分の世界が宇宙と繋がっていることを実感させてくれました。
ススキと団子と秋の星。思いを馳せて――

萩原留衣(歌人)