突然外国になっちゃう:水森亜土

拝啓、アッコ様

水森亜土さんといえば、キャラクターのグラマラスでファンタスティックな絵、愛くるしい声でポンポン飛び出すジョーク、と相反する個性をミックスして、それこそファンを煙に巻いて来ました。
「駅の角の銀行をまっすぐ来て、白い三角屋根」と教えられていた亜土さん家はすぐ見つかったのに、表に回ると!?格子戸の門塀の純和風。 亜土さん風にいうと「ひゃっホ」。
庭を前面に配した縁側のある茶の間には、炭を使うらしい掘りごたつ。 「日本橋で三代」の江戸っ子なのに、達者なライブでは「突然外国になっちゃう」。
ジャズもシャンソンもドクター・スランプあられちゃんの歌も、なんでもおしゃべりしてるみたいに歌う亜土さんの歌の聞き覚えのNo.1は「お菓子の好きなパリ娘」だそう。 亜土さんのお母様の愛唱歌でした。とうかがって、ピンクのほっぺ、くりくりとしたお尻、「はぁーい、アッコちゃーん!」と目の前の亜土さんがオーバーラップするのでした。