国立といえば、大学通りの並木道とその両側に続く一橋大キャンパスです。今春国立市が、大学と組んでまちづくり講座をスタート。
街に飛び出した菱沼勇介さんは、コミュニティカフェを富士見台商店街の空店舗活用に応用するプロジェクトチームのリーダー。これは正規授業でもあり、起業ともなる一石二鳥、さらに利益還元も目論む。
「目下、僕自身カフェでアルバイトをしています。コミュニティとつくからには、めざすのはホスピタリティーです」
40㎡をどんなふうにつくるか。谷保駅前の地の利だから、できることはいろいろ。
「前面が公園なので、晴天時はテーブルを外に出して青空の下のティータイムも」なんて。街角がグンと変わるね。
菱沼勇介
一橋大学商学部2年生
vol.93(2002年9-10月)より