ゴ・エンガワプロジェクト

プレゼン内容

さまざまな「資源」をもつ国分寺だが、地域としての結びつきが弱く、相互を活かしきれていない。 そこで、もっと人の縁をふやすきっかけとして「縁側」を利用すると面白いのではないか。
縁側を使ってご縁を作る、「ゴ・エンガワ」は5をキーナンバーとして進められた。 アイデア出しのブレインストーミングでは、カフェ縁側、風呂縁側、シアター縁側、流しそうめん縁側、洗濯物干し場縁側・・・など、 実現可能かどうかはいったん脇において「大喜利」のようなノリで大量の「○○縁側」案が生み出された。

ゴ・エンガワがめざすのは、市民が自主的に縁づくりをすることと、縁側を媒介としてコミュニティを活性化すること。
縁側的なものを使ったオープンスペースとしては大きく分けて、
1:公共施設などに協力してもらい、パブリックに市民が集まる
2:個人宅・店など従来は別のスペースを開放する(住み開き)
3:そのへん(公園のベンチなど)を使って好き好きに集まる
といった規模が考えられるが、ゴ・エンガワでは2の住み開き的なレベルを中心に、地域共生の家づくりの展開を考えている。

ゴ・エンガワの縁側5カ条
い:(当然)座れる
ろ:二人以上
は:クツを履いたまま
に:屋外かつ屋根がある
ほ:主が存在する

プランとしては、3年間で50縁側をめざす、定常的なエンガワの推進をすすめる、会員制、エンガワモデルをつくるなどを予定している。

具体的には、界隈にすでにある縁側的な場所・ものを調べるフィールドワーク・リサーチを行う、 myエンガワを作るワークショップ、イベント縁側(お花見/花火/ぶんぶんウォーク/国分寺まつり)を開催する、などがある。

プレゼン終了後のワールドカフェで得たコメント

・ギネスに挑戦してみては?
・エンガワフードの開発・認定をしてみては?
・エンガワはもともと温度調整のためもあった。今は建物内で暮らしが完結しているため少なくなった。
・素材は木だけじゃなくてプラスチックでもいいんじゃないか。
・話のレベルが、勝手口レベル(たちばなし)→縁側レベル(ちょっと話)→おうちにあがる(じっくり話)の位置づけ
・どうしたら休みやすいかを考えてみては。
・その場で集まるのではなく、写真をつなげてエンガワという作品を作る

次に進むために

・短期的
2/24(日)13:00~浜離宮恩賜公園での見学会
・中長期的
イベントの企画

次に進む際に障害になっていると感じるもの

障害ではないが、プロジェクトの人数も、興味を持っている人も多いので、体制をある程度作って、みんなをうまくまきこんで主体的に関われるようにしたい。

あしあと