データと俯瞰図


2012年11月から2013年1月まで実施されたらぶんじ100人ワークショップが無事に終了しました。
ご参加いただいた皆さんと一緒に創り上げてきた3か月でもありました。
振り返りをすると共に、3か月で生まれてきた5つのプロジェクトを俯瞰してみたいと思います。
(2013.2現在)

らぶんじ100人ワークショップに参加された方々の属性情報

らぶんじ100人ワークショップの特徴

「らぶんじ100人ワークショップ」の構成要素は
「創造性」「協働性」「身体性」「共有性」「プロセスを踏む」事です。
プロジェクトを設計する際にはこの全ての事柄を含むことに留意しました。

そしてこの3か月で何かしらの課題解決をすることをゴールとしているのではなく
混沌とした中で他者の考えに触れ、「まち」を自分事にするための主体の形成を目的としています。

潜在的に誰しもが持っている「郷土愛」を自分の中に「意識化」させるための3か月でもあります。
そして回毎に新しいメンバーが加わることで「時間」「空間」から主体の力が増していくのです。
人と人が触れ合う事で内発的な作用が向上し、プロジェクト終了後の「まちを表現する」事に
繋げることを意図としています。

男女老若偏らず、職業や役職など全て取り払われたフラット(水平)な関係性からは
自然と「分かち合い」「受容」の気持ちが生まれてきているのではないでしょうか。

らぶんじから生まれた5チームのポジショニング

5つのチームが生まれました。
人(ソフト)の動きによって既存の資源(ハード)の使い方、見え方を変えていくことができるのか。
地域創造をしていく中で5つの分野・範囲の資源とどうコミュニケーションを取っていくのか。

「まちづくり」とは地域市民のくらしづくり・文化を尊重し実現するための手段です。
では市民自身が資源を活かす手立てを打ち展開していくことが
そのまちの「らしさ」を表現することになるのではないでしょうか。
社会が抱えている問題もここにも浮彫になっています。各アプローチが違うものの未来創造に繋がるはずです。


あしあと