フィールドワーク恋ヶ窪駅エリア


11月25日 14時~ 恋ヶ窪フィールドワークスタートです!

全国に「恋」がつく駅が4つ。
その一つがこの「恋ヶ窪」です。

恋ヶ窪ギャラリー

大岡昇平の小説「武蔵野夫人」にも登場する地名。

西武線の線路横を東に向かうと
国分寺崖線の北端に位置する樹林地「エックス山」に到着です。
X字型に交わる道があったことからこの名がつけられたとか。

樹林の森林浴をたっぷり浴びて次なる史跡に
武蔵国分寺の七重の塔は平安時代に雷火で焼失してしまいました。
当時の文書を基に杉材で一年かけて田中為義氏が手掛けた模型です。良くできています。

そして旧国分寺村の分布の恋ヶ窪村用水へ。
灌漑用として玉川上水から分水された用水。

恋ヶ窪には畠山重忠と夙妻太夫(あさづまたゆう)の恋物語が受け継がれています。
重忠が戦死したと聞かされて姿見の池に身を投じたという悲話も。
その際に植林された一本松を通り
熊野神社へ。

元弘3年(1333年)「分倍河原の戦い」に巻き込まれ社殿が焼失したとか。

恋ヶ窪の地名を詠んだ聖護院道興の歌碑や芭蕉句碑も。

そして最後に国分寺ファーマーズ・マーケットへ。 http://mu-chan.com/ 実は地場野菜を購入できるだけではなく屋上が恋ヶ窪ガーデンになっています。 ヒートアイランド化の抑制と市民に憩いの場という目的として造られた庭園です。

晴天に恵まれ夕日を浴びながら恋ヶ窪フィールドワークの終了です。


あしあと