フィールドワーク国立駅エリア


11月24日(土)10時、フィールドワーク国立方面スタート!
シニア男性・女性、お子さん連れのパパ、若い女性、そして高校時代の同級生というミセス3人が 直前に申し込んでくださって参加は総勢14名と賑やかです。
国立方面のスタートは集合場所の国立駅北口。 ここから、けやき台団地行きのバスに乗って国分寺崖線の始まりを目指します。 案内役は萩原さん。 この近くで生まれ育ち、ご実家は「つくし文具店」、萩原さんは2代目店主でもあります。 つくし文具店

国分寺崖線の始まりはこのあたり

国分寺崖線の始めは、ちょうど国分寺市と立川市の境界線、立川市立けやき台小学校の西側です。 目印になるなにかがあるわけでなく、 よくよくみると見つかる道路の市境である小さな境界標石があるあたりといわれいます。

住宅街の中に伸びている崖線をあがったり、下がったりしながらつくし文具店近くへ。
萩原さんが子どもの頃には、家の前は「ずっ~と畑だった」というこのあたり、 昭和30年代ごろたくさんの家が建ちました。
当時の建物を活かしつつ内装がとてもステキだという一軒屋ソーイングカフェ 「Norbulingka (ノルブリンカ)」 近々、つくし文具店も出展するイベントも。

しばらく歩いて出会ったのが、このお宅。 国分寺でも、養蚕が盛んに行われていたことが、こうした古い家からわかります。 風の通りがよくないと、うまく蚕が育たないため2階に蚕棚があります。個人のお宅なので、いつまでこのまま保存されているかはわかりませんが、 このような特徴ある建物が残っていたのは、大きな発見でした。

発見といえば、この蚕棚のお宅のすぐ近くに、家の庭を線路が一周しているお宅も。
次の機会には、ぜひ訪ねて汽車が走っているのを見せてほしいと思いました。

弁天八幡宮はちょど紅葉が見られ、もみじの赤がきれいでした。

藤森神社には、このあたりが国分寺崖線だったとわかるものがあると教えてもらって参拝しました。 答えがわからずに鳥居を出て、振り向くと入口に橋の欄干が見えました。 川にかかっていた橋を、ここに移したとのことでガイドがいるからこそ気づく風景でした。

フィールドワークの最後は、平兵衛樹林地。
入口には滑り台があって児童公園のようなので、ここまたガイドなしだと通り抜けて しまいそうなところです。


あしあと