まちを体感する


からっと晴れるとこんなに光が眩しいのかと感じる12月9日。
らぶんじ第二回「まちを体感する」が実施されました。
フィールドワーク(まち歩き)を4コース実施し、目で耳で肌で感じた後の実施です。

第一回「まちを学ぶ」から約1ヵ月経過しています。
「少しずつ仲良くなっていって楽しい」という声が上がっていました。
そのメンバーで何かを生み出していくのはもっと楽しいはず。
スタートは新しいメンバーと融合する時間を。

第二回からは実際にある資源をまずは収集します。
数種類の地図とらぶんじカードを自由に使って「国分寺のつかいかた」のスタートです。
資源というと「もの」ばかりに焦点が当たりがちですが
あなたも大切な資源なのです。そんなメッセージが含まれているカードです。

資源を収集したあとは、その資源を掛け合わせたら?足したら?とお料理していきます。
白紙のらぶんじカードはどんどん創造していくための大事な「つなぎ」の役割が。
自分たちのアイディアで、地域にあるものというだけの認識だった資源を「地域資源」に
変容させていくのです。まさに「まちを編集する」です。

なんだか楽しい地域資源の出来上がり。
いいですね!出てきました!「シビックプライド」
これも掛け合わせてしまいましょう!
「スローシティ」×「シビックプライド」

スローシティの要件はちなみに、
1.ヒューマニズム:人間中心の公共空間を、ゆっくり歩ける
2.スローフード:地域固有の食を、ゆっくり味わえる
3.交流:ゆっくり話せる・観れる・癒される
4.持続性:市民のライフスタイル意向を把握する
5.関与:地域固有の文化・物語に市民が参加できる
この5つ。

※参考文献:「日本版スローシティ」 久滋 哲ノ介著

やはり市民一人ひとりが動かなければ実現できない事ばかりです。

そして地域資源を創造することができたと体感したあとは
自分たちの興味がある、そして実現したいテーマを出していきます。

たっぷりと議論をしたあとの共有時間では感嘆の声も!

そうそう、「多摩再生」という心強い言葉も。
国分寺だけで大きく変わろうなんて難しい。
もしも本当に10年後、30年後と考えるならまずはお隣さんとしっかり手をつなぐ事ですね。

東京都の指定農業都市になっている国分寺ならではの案も。

小さなテーマが複数出ましたが全体が繋がっていると
参加者の皆さんが主体的に大きなテーマに練り直して5つに。
実現に向かって年内から動くチームも出てきました。

らぶんじゴールである第三回「まちを提案する」ではどのような具体的な
提案が出てくるのでしょうか。
既存のハードをどうソフトの力で変容させていくか。
約1ヵ月の間、変化を楽しみたいです。

まちのあちらこちらに5チームの「らぶんじ隊」が動き出します。
熱く「まち」を語っているメンバーがいたら
暖かい目で見守ってくださいね。

それでは第三回「まちを提案する」に向けてもうひと踏ん張りです。
テーマリーダーさん、ファイトです!


あしあと