流学のすすめ:岩本悠

流学??流れるなんて!って言われなかった?

「繋がっているんです。休学してアジア、アフリカへ1年、復学1年の後、オーストラリアへ1年、目下は卒論に取り組んでいます。 テーマは“思考習慣の変容”。ありたい自分に自分で自分を変えるプログラムづくりです」と語る岩本悠さん。

「学生」を切り札にハタチで流れた国の数は20。体験を「流学日記」の題名で昨秋出版。申し分の無い日常への不安が、ある日、彼を海外へ押し出すことになった。 通産6年となった学生生活。留学も出版も自前だ。

岩本くんがキャンパスの外で見聞したものは、後輩に贈る言葉「ぶれいくする~Breakthrough(殻を破るの意)」の実践、流学のすすめとなっている。

「ひらめき」を大切にし、有言実行、やりながら考える。すると行動は繋がっていると実感。

卒論に夢中だなんて、なんてステキな学生納めだろう。中学生の時からの習慣だった日記が、彼をブレイクする!!

青年の大志は、爽快だ。

vol.100(2004年1-2月)より