2024年7月12日、よろずダイアログ6「土と野菜とレボリューション」が開催されました。てとベジの鈴木かおりさんを迎え、参加者は、てとベジのお得意さん、手伝ってくださっている方や、それ以外の方も加わっての8人。雨の中、野菜を肴にトークが繰り広げられました。
感想
枯れていく「武蔵野から編集室」にとっては野菜販売は恵みの雨かも。野菜はとても良いツールだった!安くて美味しい。世代ミックス、国籍問わず繋がりができてきている。今後はご近所にもアピールしていきたい。
参加者に、前回のように新しい(普段接点のない)人も来れたらもっとよかったかな(ね)
鈴宮農園さんが野菜を住民に提供する回路として、鈴木さんが奮闘していることを実感した。次のステップとしては、事業をどう安定させるかなどを鈴木さんとともに考え具体化していくコミュニティビジネスプラン(マーケットをどう設定するか、販売する野菜の情報をどうタイムリーに届けるか、農産品の販売量と管理をどうするか、などを検討しシミュレーションを行うこと)が必要ではないか。
第二弾として農閑期に宮奈さんを呼んで、家業としての農業のあり方と地産地消との関係などをダイアログとして掘り下げると大変興味深い対話になるのでは。
ダイアログ自体については、事前に話を聞いておき、コーディネーターが話を引き出し、そこに他の参加者も質問できるようにすると内容がより対話的になったと思う(ど)
ゲストの話と参加者からのフィードバックを分けることで、それぞれの感想・意見を比較的まんべんなくシェアできた。今回は率先して話そうとされる方が多かったので、進行役がほぼ何もしないでも話が盛り上がった。一方で控え目な方には十分に話す機会が行き届かない面もあった。このへん、流れを活かすか止めるかもその場の空気次第なので難しい。
内容としては、ローカルで完結するような仕組みを作ろうとする鈴木さんの思惑がなにげに壮大ですごい。あと「せっかちなので興味が花から(どんどん成長する)野菜になった」くだりとかも面白かった(う)
今回はほのぼのとしていた。鈴木さんのバイタリティや人との繋がりがすごいと思いました。だから美味しい野菜が売れるのだと思います(も)
畑の様子がよくわかった。鈴木さんのチャレンジに農家がどこまで併走し、てとてとがどれだけ受け入れて甲斐とできるか。身近な野菜が小商いできて、足しになるにはそれなりの対応力が必要だと思った。ただ誰かの親切心をアテにしての継続や、ながら接客の気楽さでは商いは難しそうでもある。
流通経路が規格や市場に合わせて煩雑になりすぎた現状に挑戦している。規格外で市場ではB級扱いでも美味しく食べられるのは、もぎたてだから。畑からの距離と人の手を必要以上にかけていないことが肝(の)

今回のような場を設けて頂くことでレジュメを作ることとなり、改めてきちんとまとめることができ、自分でも考えを整理できたことに感謝します。
またみなさんからのコメントを読んで、評価して頂けている部分は素直に嬉しいです!
課題として挙げて頂いた持続可能な販売についても、みなさんのお知恵をお借りしながら私も考えていこうと思います(す)